「土用シジミは腹ぐすり」は江戸時代のことば。
 
特に暑さで体力が落ちる夏の強壮食としてしじみは重宝されました。
 
オルニチンの存在は知らなくてもその効果はよく知っていたんですね。
 
江戸の町にはしじみ売りの姿がよく見られたそうです。
 
肩に天秤棒をかけしじみの桶をぶらさげて売り歩いたんですね。
 
歌川広重の浮世絵でも見ることができます。
 
しじみの効能は中国の明の時代の書籍にも書かれていますので、古くからよく知られていたようです。
 
 
オルニチンの肝機能への役割「オルニチンサイクル」は1932年にイギリスの学者が研究発表し、肝機能改善の医薬品として使われるようになりました。
 
日本では2002年から食品への配合が認められ、いまではオルニチンは多くの商品に含まれるようになりました。

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