子供の歯みがきの方法

虫歯対策のたった5%でしかない歯みがきですが、
それでも、歯の磨き方によってはたいへんなことになってしまいます。


「歯磨き」は毎日のことなので、磨き方による歯への影響は後々大きく現れてしまいます。


学校で歯科衛生士さんに習うこともありますよね。

でも、大勢で歯みがきを習っても、伝わりにくいことがたくさん。

磨く場所や磨く力加減など、ちゃんと伝えるほうが無理というものです。

さらには歯科衛生士さん自身が間違って教えられていることも多々あるようです。
歯科衛生士さんには歯科衛生士さんの伝統のようなものがありますので。

だいたいの子供が間違って覚えてしまうこと
それは


● 歯を磨く力の強さ
磨くということばのイメージもあり、力を入れてガシャガシャと磨く子供さんが多いです。
きちんと磨こうと思うと力が入るのは人間の感覚としては当たり前だからです。
しかしそれでは歯茎は傷つくし、歯は削れます。

歯ブラシの毛先が分かれるほど歯に当ててはいけません。
歯ブラシの持ち方は鉛筆と同じ。
ブラシの毛先を軽く歯に当てて細かく速く磨くんです。

毛先で磨くんです。

昔はみんな縦にブラッシングするように習ったものですが、
いまは細かく横に動かすのが基本です。